最終更新: 2026-08-22 ・ 約9分で読めます ・ 修理費 編集部

N-BOX スライドドア リコール 対象確認と修理費の目安|無償修理か有償か判断フロー

スライドドアの不具合でディーラーに相談したとき、「これはリコール対象ですか?」と聞きたくなるのは当然です。しかし「N-BOXのスライドドアのリコール」は内容が混同されやすく、実際には国土交通省のリコール届出ホンダのサービスキャンペーンの2種類が存在します。

この記事は、N-BOXオーナーが「自分の車は無償で直るか、有償か」を判断するために必要な情報を整理したものです。筆者はN-BOXの実車を所有しておらず、国土交通省のリコール届出情報およびホンダ公式の市場措置情報を一次情報として確認しています。個別の適用可否は、必ずホンダ公式または販売店でご確認ください。


結論: 無償 vs 有償の判断フロー

まず次の表で自分の状況を確認してください。

確認順確認内容結果
ホンダ公式で車台番号照会→「リコール対象あり」無償・期限なし
ホンダ公式で車台番号照会→「サービスキャンペーン対象あり」無償(期限あり・要確認)
①②ともに「対象なし」有償修理(下記の費用目安を参照)

リコールは何年後でも無償対応できます。 サービスキャンペーンは期限がある場合があるため、対象と分かったら早めに予約してください。


スライドドア系リコール・サービスキャンペーンの届出一覧

国土交通省のリコール届出情報およびホンダ公式で確認できるスライドドア関連の措置は、現時点(2026年8月22日確認)で以下の1件です。

サービスキャンペーン|届出番号 120831(2012年8月31日届出)

この措置はサービスキャンペーンであり、法令に基づくリコール届出(道路運送車両法第63条の2)とは異なります。 ただしホンダが公式に把握している問題であり、対象車は無償対応を受けられます。

スライドドア専用のリコール届出について

国土交通省のリコール届出データベースを2026年8月22日時点で確認した範囲では、スライドドアの作動不良(ワイヤー切れ・モーター故障・ローラー破損等)を原因とするリコール届出は確認されていません。

よくネットで語られる「スライドドアのリコール」は多くの場合、上記のシール交換サービスキャンペーン、またはCVT・燃料ポンプなど別部位のリコールと混同されています。


対象かどうか確認する方法

手順1: 車台番号を確認する

車台番号は以下の場所に記載されています。

JF1/JF2の場合は「JF1-XXXXXXX」または「JF2-XXXXXXX」形式です。

手順2: ホンダ公式で照会する

recallsearchp.honda.co.jp に車台番号を入力すると、リコール・サービスキャンペーンの対象可否が即時表示されます。

手順3: 対象がある場合

照会結果に対象あり(リコールまたはサービスキャンペーン)と表示された場合は、最寄りのホンダ販売店に車台番号を伝えて予約してください。費用はかかりません。

電話で確認したい場合

Hondaお客様相談センター: 0120-112010(平日9〜12時、13〜17時)


対象外の場合の修理費の目安

スライドドアのリコール・サービスキャンペーン対象ではなかった場合、修理費は実費です。不具合の箇所によって費用が大きく異なります。

不具合箇所修理内容費用の目安
ワイヤー切れモーターASSY交換(ワイヤー単体供給なし)約48,000円
ローラー摩耗・欠けローラー交換数千〜1万円台(部品代+工賃)
レール歪み・変形レール交換または矯正1〜3万円程度(状態による)
スライドドアモーター故障モーターASSY交換約48,000円
スライドドアスイッチ不良スイッチ交換数千〜1万円台
レール・ローラーの汚れ・異物清掃・グリスアップ軽微(清掃のみなら工賃のみ)

費用の根拠と注意事項:


よくある質問

Q1. 「スライドドアのリコールが来た」という情報をネットで見ましたが、本当ですか?

ホンダが2012年に届出したサービスキャンペーン(シール交換)は存在します。ただし、ワイヤー切れや開閉不良を原因とするリコール届出は、2026年8月時点では国土交通省の届出データベースに確認できません。SNSやブログで「リコール」と書かれていても、実際はサービスキャンペーンや販売店独自の対応を指している場合があります。車台番号照会が唯一の確認方法です。

Q2. リコール対象車だったのに、何年も前に自費で修理してしまいました。費用は戻りますか?

リコールの場合、対象部位の費用が自費であれば遡及して返金される場合があります。ただし適用条件や手続きはホンダによって異なります。Hondaお客様相談センター(0120-112010)に相談してください。サービスキャンペーンの場合は、一般的に遡及返金はありません。

Q3. 中古車を購入したのですが、前のオーナーが対応済みかどうか確認できますか?

recallsearchp.honda.co.jp で車台番号を照会すると、対応済みかどうかも確認できます。中古購入後でもリコール対象であれば無償対応を受けられます(リコールに期限はありません)。

Q4. スライドドアが開かないのに、リコール対象外と言われました。他に確認することはありますか?

スライドドアの不具合には、チャイルドロック・設定のOFF・レール上の異物・スイッチ不良など、リコールとは無関係に無料または低費用で解決するケースがあります。工場での診断を受ける前に、まず簡単な確認から始めることをお勧めします。詳しくは関連記事をご覧ください。

Q5. JF3/JF4(2代目N-BOX)でスライドドアが勝手に開くという事例を聞きましたが、リコールになっていますか?

2026年8月時点では、JF3/JF4のスライドドアを原因とするリコール届出は国土交通省の届出情報に確認できませんでした(確認日: 2026-08-22)。ただし同類の不具合がディーラーレベルで対応されているケースがあります。症状がある場合はHondaお客様相談センターまたは販売店に相談してください。


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この記事について

本記事は、国土交通省のリコール届出情報(press/jidosha08_hh系)およびホンダ公式の市場措置情報を一次情報として確認し、整理したものです。筆者はN-BOXの実車を所有しておらず、実車を診断・整備した記録ではありません。

リコール・サービスキャンペーンの適用可否は車台番号でしか確定できません。本記事の型式・製造年月の記載は公式情報に基づきますが、最終判断は必ずホンダ公式の照会または販売店でご確認ください。

修理費の目安は整備工場ブログ・みんカラ整備手帳の実例から集計したものです。車両の状態・地域・工場によって異なります。

最終確認日: 2026年8月22日

出典