最終更新: 2026-08-22 ・ 約8分で読めます ・ 修理費 編集部

N-BOX JF2 イグニッションコイル交換費用の実例

この記事は、みんカラ・Yahoo!知恵袋・整備工場公開ブログから収集したN-BOX JF2のイグニッションコイル交換費用の実例を集計したものです。筆者が実車を整備した記録ではありません。

JF2はJF1とともにN-BOXの第1世代(2011〜2017年式)にあたり、搭載エンジンはS07A(ノンターボ)またはS07A-T(ターボ)の3気筒です。イグニッションコイルは3本1セットになるため、費用は「どこに依頼するか」と「純正品か社外品か」によって2倍近く変わります。

公開実例4件をもとに費用レンジを先に提示し、その後に条件ごとの内訳・症状の目安・交換の判断基準を説明します。


結論: 費用レンジの目安(コイル3本+プラグ3本、工賃込み)

依頼先費用レンジ備考
ホンダディーラー4.7〜6.7万円前後純正部品使用。店舗・年式差あり
地場工場・整備工場3.4〜3.7万円前後社外同等品使用。実例2件で33,990円・36,840円
量販店(オートバックス等)5〜7万円前後純正コイル使用。店舗差が大きい
DIY(社外品購入・自分で作業)1.5〜2.5万円前後部品代のみ。日立アステモ製コイル使用の実例あり

プラグ同時交換なしでコイルのみなら、これより7,000〜9,000円程度安くなる可能性があります。ただし同時交換が一般的に推奨されるため、見積もりはプラグ込みで出てくることがほとんどです。


実例集計(n=4件)

実例1: 一般整備工場 — 合計66,550円(純正コイル使用)

Yahoo!知恵袋に投稿されたN-BOXオーナーの実際の見積もり内訳です。

項目単価数量小計
イグニッションコイル16,000円3本48,000円
スパークプラグ2,500円3本7,500円
工賃5,000円1式5,000円
合計(税込み)66,550円

コイル1本16,000円は純正品に近い価格帯です。回答者によると「純正コイルは1本16,980円、プラグは1本2,800円が相場」とされており、この見積もりは適正価格と評価されています。

実例2: 地場工場 — 合計33,990円(社外同等品使用)

グーネットピットに掲載された整備工場の作業記録です。

項目単価数量小計
ダイレクトイグニッションコイル6,800円3本20,400円
スパークプラグ2,500円3本7,500円
技術料(脱着)3,000円1式3,000円
合計(税込み)33,990円

コイル1本6,800円は社外同等品(純正互換品)の価格帯です。工賃3,000円は地場工場の競争力のある設定で、作業時間は約40分でした。

実例3: 地場工場 — 合計36,840円(H24年式N-BOX)

小田切車体(整備工場)の公開施工記録です。エンジンチェックランプ点灯・加速不良で入庫したH24(2012)年式のケースです。

項目金額
部品代(コイル3本)28,350円
工賃(トラブルコードクリア含む)8,490円
合計36,840円

部品代が実例2よりやや高いのは、純正同等のより上位グレードの部品を選択した可能性があります。工賃にトラブルコードクリアが含まれている点も特徴的です。

実例4: DIY — 日立アステモ製コイル+NGKプラグに交換

みんカラ整備手帳(しにょーり)の記録です。JF1/JF2 N-BOXカスタムで走行11万km超時にエンジンチェックランプが点灯し、ディーラーでシリンダー2・3番の失火と診断されました。工場依頼ではなく日立アステモ製コイルとNGKプラグを自分で購入してDIY交換した事例です。部品代のみの費用で対応しており、社外品コイル1本あたり4,000〜7,000円前後の価格帯が市場相場です。


費用に影響する3つの条件

1. 純正品か社外互換品か

JF2(S07A/S07A-T)のイグニッションコイル純正品番はノンターボが30520-R9G-004です。純正品は1本13,000〜17,000円程度です。日立アステモ・NGKなどが製造する純正互換品は1本4,000〜8,000円前後で入手でき、実績も多く報告されています。使用部品は依頼先と相談して決めることになります。

2. 1本だけ交換か3本全数交換か

失火が1気筒でも、残りのコイルも同じ年式・同じ走行距離を経ており、経年劣化が進んでいるケースがほとんどです。1本だけ交換して数か月後に別の気筒が失火し、再度工賃を払うことになった事例も報告されています。3本同時交換が工賃の二重払いを防ぐという点で多くの整備士が推奨しています。

3. プラグを同時交換するかどうか

コイル交換時にプラグも劣化している場合が多く、コイルのみ交換では症状が改善しないケースもあります。プラグは1本2,000〜3,000円程度(3本で6,000〜9,000円)の追加になりますが、工賃は同時作業のため増加幅は小さく済みます。


症状と交換時期のめやす

JF2は2011〜2017年式のため、2026年時点では車齢9〜15年になっています。イグニッションコイルの交換目安は走行距離10万km前後または車齢10年とされており、多くの車両が交換を検討する時期に入っています。

以下の症状が出た場合は、コイルの点検を整備工場に相談することが推奨されます。

症状の確認には故障コードの読み取りが必要です。**P0300番台(失火コード)**が出ていれば、コイルまたはプラグの交換が有力な解決策になります。診断前に低圧燃料ポンプのリコール対象かどうかを確認すると、症状の切り分けがしやすくなります。


直すか売るかの判断

イグニッションコイル3本交換の費用は3.4〜6.7万円程度です。この費用が修理判断に与える影響は、他の修理が重なるかどうかで大きく変わります。

複数の修理が重なっているN-BOXの判断については、下記のリンク先で費用と買取相場の目安を確認できます。


次に読むべき記事


この記事について

出典

出典

  1. Yahoo!知恵袋。N-BOX 3気筒のコイル3本16,000円×3=48,000円+プラグ3本2,500円×3=7,500円+工賃5,000円=合計66,550円(税込み) (取得日: 2026-08-22)
  2. グーネットピット整備工場ブログ。地場工場 コイル3本20,400円+プラグ3本7,500円+工賃3,000円=合計33,990円(税込み) (取得日: 2026-08-22)
  3. 小田切車体(整備工場ブログ)。H24年式N-BOX 部品代28,350円+工賃8,490円=合計36,840円 (取得日: 2026-08-22)
  4. みんカラ整備手帳(しにょーり)。JF1/JF2 N-BOXカスタム 走行11万km超、シリンダー2・3番失火、日立アステモ製コイル+NGKプラグへDIY交換 (取得日: 2026-08-22)