ムーヴ LA100S CVTフルード 交換 費用|方式別6,000円〜72,930円の実例まとめ
この記事の要点
- LA100SのCVTフルード交換費用は、循環式(部分交換・フルード代のみ)で約6,000円、ディーラー全量交換の問合せ回答で13,000円、圧送交換+ストレーナー+内部洗浄のセットで72,930円の公開実例があります。
- 交換方式とフルードの種類によって費用が10倍以上変わるため、方式と内容を分けて見積もりを確認することが重要です。
- 走行10万kmを超えた無交換車では、いきなりの全量交換より段階的な希釈交換が推奨される事例があります。
- オイルパン脱着+ストレーナー交換ではLA100S専用の純正品番(35303-B2050)が必要で、交換量もドレンのみと異なります。
本記事は、LA100Sオーナー向けに公開されている整備実例・整備工場実績・DIY記録を条件別に整理したものです。筆者が実車を整備した記録ではありません。
LA100SのCVTフルード交換費用は、交換方式とフルードの種類で6,000円から72,930円まで幅があります
先に費用の全体感だけを見るなら、公開実例から確認できた金額は以下の通りです。
| 条件 | 確認できた金額 | 費用の見方 |
|---|---|---|
| 循環式(部分)交換・フルード代のみ・工賃サービス | 約6,000円 | WAKO’S CVTフルード プレミアムS使用。交換比率は全容量の30〜40% |
| ショップ作業・工賃込み合計 | 12,210円 | WAKO’S CVT-SS(リッター1,900円+税)使用。交換量の明記なし |
| ディーラー・純正CVTフルード・全量交換式(問合せ回答) | 13,000円 | 実際の請求額ではなくブログ記録の問合せ結果です |
| 圧送交換+ストレーナー・フィルター交換+内部洗浄・消費税込合計 | 72,930円 | LA100S RSターボ・走行130,000km超の整備工場実例 |
この表の金額は、公開されている特定の事例の値です。フルードの種類(純正/社外品)、整備工場の工賃、走行距離、ストレーナー交換の有無によって変わります。金額だけでなく、含まれている作業内容を確認してください。
交換方式によって費用構成が異なります——LA100S実例の方式別費用一覧
CVTフルード交換には大きく3つの方式があります。方式ごとに費用の構造が異なるため、比較するときは作業内容を合わせて確認する必要があります。
| 方式 | 公開実例の費用 | フルード交換量 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| 循環式(部分)交換 | 約6,000円(フルード代のみ) | 全容量の30〜40%(ドレンから約2.5L排出) | 工賃はサービス扱いの事例。1回で半量程度しか新油にならない |
| ショップ作業(工賃込み) | 12,210円 | 明記なし | WAKO’S CVT-SS使用。前回はダイハツ純正アミックス使用の事例 |
| ディーラー全量交換(問合せ回答) | 13,000円 | 全量 | 純正CVTフルード使用。問合せ時点の参考価格 |
| 圧送交換+ストレーナー+フィルター交換+内部洗浄 | 72,930円(消費税込) | 17L使用(WAKO’S CVTF セーフティS) | 走行130,000km超の事例。内訳: 圧送交換基本料18,000円、交換部品一式7,500円、フルード代40,800円、消費税6,630円 |
圧送交換(72,930円)の内訳を確認すると、フルード代40,800円(WAKO’S CVTF セーフティS・17L・単価2,400円)が大部分を占めています。使用するフルードの種類と量が費用に大きく影響します。
ディーラーへの問合せ回答(13,000円)は口頭での参考価格をブログに記録したものです。実際の請求時は作業内容と金額を書面で確認してください。
CVTフルードは走行50,000kmが交換目安ですが、LA100Sの実例は30,000kmから159,925kmまで幅があります
CVTフルード交換の推奨目安として、走行50,000kmが公開されている整備事例に記載されています。
公開されているLA100Sの交換実例を並べると、以下の幅があります。
| 実例 | 走行距離 | 状況 |
|---|---|---|
| 新車時から無交換で初交換 | 約30,000km | フルード代のみ約6,000円の事例 |
| 通常の定期交換(前回から14,000km) | 59,000km | 複数回交換方式を採用した事例 |
| 無交換での入庫 | 78,000km | 点検時に確認されフルードが真っ黒だった事例 |
| ショップ作業(工賃込み) | 159,925km | 前回126,000kmで交換済みの事例 |
| 圧送交換+ストレーナー交換 | 130,000km超 | 過去にディーラー定期交換歴あり |
走行50,000kmを超えても乗り続けることはありますが、フルードの状態(色・汚れ)は走行距離と比例して悪化します。点検でフルードの交換を指摘された場合は、劣化が確認されている状態です。
オイルパン脱着+ストレーナー交換では追加部品代と工賃が加わります——品番と排出量の実測値
オイルパンを外してストレーナーを交換する場合は、以下の純正部品が必要です。
| 品目 | 純正品番 |
|---|---|
| CVTオイルストレーナー | 35303-B2050 |
| ストレーナーOリング | 90043-01347 |
| CVTオイルパンガスケット | 35168-B2020 |
ストレーナーはオイルパン内に3か所の爪とOリングで固定されているため、オイルパンを外さないと交換できません。整備事例では、オイルパンを開けると磁石に鉄粉が付着していることが確認されています。
フルードの排出量は方式によって異なります。
| 方式 | 排出量の目安 |
|---|---|
| ドレンのみ | 約2.5L |
| オイルパン脱着+ストレーナー交換時 | 約3.5L(ドレーン2.5L + ストレーナー脱着時1.0L追加) |
なお、CVTフルードの全容量については公開された複数の事例で差異があります(6.5L/5.9L/5.7Lの記載がそれぞれ存在します)。この差は年式・グレード・ターボ有無による可能性があります。交換量の計算は整備工場に確認してください。
S3の事例(72,930円)の交換部品一式7,500円にストレーナー・フィルター等の部品代が含まれています。ドレンのみの交換と比べてストレーナー交換を加えると、部品代と工賃が上乗せになります。
高走行(10万km超)の無交換車は、急な全量交換より段階的な希釈交換が安全とされています
走行13万km超のLA100Sに圧送交換+内部洗浄を実施した整備事例があります(費用72,930円)。この車両は過去にディーラーでの定期交換歴があり、整備工場の評価では「内部状態は非常にキレイ」と記録されています。
一方、CVTフルードを複数回に分けて段階的に交換した事例では、3回の希釈交換で累積80%の交換率に達しています。1回あたりの交換比率は57%で、1,000km走行後に再交換する方式をとっています。
高走行で無交換の場合や交換歴が不明な場合に、いきなり全量を新油に替えると、内部のスラッジが動いてCVTの滑りが悪化するケースがあるとされています。交換歴が分からない高走行車は、整備工場で内部の状態を確認した上で交換方式を選んでください。
CVTフルード交換の効果として、交換後に発進時の変速ショック縮小・燃費改善・アイドルストップ時の音が小さくなった、などが複数の事例で報告されています。
CVTフルード交換で改善しない滑りや異音は、CVT本体の交換に発展することがあります
CVTフルード交換で変速の滑りや異音が改善する場合と、改善しない場合があります。フルード交換後も症状が続く場合は、CVTユニット自体の損傷が原因の可能性があります。
CVT本体の交換や修理は、フルード交換とは桁が違う費用になります。フルード交換で直らない場合の選択肢と費用については、「修理か買替か」の判断が必要になります。車両の走行距離と状態によっては、CVT修理費用と車両価値を比較して買替を検討するケースもあります。
CVTフルード交換費用に加えてCVT本体の修理が重なる場合は、高額修理の判断について軽自動車 修理 20万 直すかも参考にしてください。
費用を整備工場に確認するときは、方式・フルード種類・部品代を分けた見積もりで比較します
CVTフルード交換の見積もりを確認するときは、以下の点を分けて確認してください。
| 確認すべき項目 | 注意点 |
|---|---|
| 交換方式(ドレンのみ/循環式/圧送交換) | 方式によって費用が大幅に異なります |
| 使用フルードの種類(純正アミックス/社外品) | WAKO’S CVT-SSは1,900円/L+税、WAKO’S CVTF プレミアムSは約2,300円/L など、フルードの種類で費用が変わります |
| ストレーナー交換の有無 | オイルパン脱着・部品代・工賃が追加されます |
| 工賃は別か込みか | 「フルード代のみ」と「工賃込み合計」は別物です |
費用の安さだけで選ぶと、交換比率が低い(部分交換)、部品の状態確認なし、など作業内容が異なることがあります。見積書に作業内容が明記されているか確認してください。
関連記事
同じ費用判断の参考になる記事を以下にまとめています。
この記事について
この記事は、ムーヴLA100SのCVTフルード交換に関する公開整備実例・整備工場実績・DIY整備記録を条件別に整理した集計記事です。
- 本記事は、筆者がLA100Sを整備した体験談ではありません。
- 費用は公開ページに掲載された金額・問合せ記録だけを記載しています。地域・整備工場・使用フルード・走行距離・同時交換部品によって変わります。
- CVTフルードの全容量(6.5L/5.9L/5.7L)については複数の出典で差異があります。詳細は整備工場で確認してください。
- 最終確認日: 2026-09-07
よくある質問
Q1. CVTフルード交換目安の走行距離はどれくらいですか?
整備工場が公開している目安として走行50,000kmが記載されています。ただし実際の交換事例では30,000kmでの初回交換から159,925kmまでの幅があります。走行距離だけでなく、フルードの色や状態が劣化していれば交換が必要です。
Q2. 10万km以上無交換でも交換して大丈夫ですか?
走行130,000km超の事例で圧送交換+内部洗浄を行い、費用72,930円の整備工場実例があります。ただし、長期無交換の場合にいきなり全量交換するとスラッジが動いて悪化するケースがあるとされています。高走行・無交換の場合は整備工場で状態を確認してから方式を選んでください。
Q3. 純正フルード(ダイハツ アミックス)以外を使っても問題ありませんか?
公開されているLA100Sの複数の整備事例でWAKO’S CVT-SSやモリグリーン プレミアムCVTフルードを使用しています。社外品を使用した複数の事例で不具合の記録は確認できていません。ただし、使用するフルードの適合はダイハツディーラーまたは整備工場に確認してください。
Q4. ストレーナー交換は必須ですか? 費用はどれくらい変わりますか?
高走行や長期無交換の場合、ストレーナーが詰まり気味になることがあります。S3の事例では、圧送交換の交換部品一式として7,500円が記載されており、ストレーナー・フィルター等が含まれています。ドレン交換のみと比べると、オイルパン脱着工賃と部品代が追加になります。
Q5. CVTフルード交換をしたら変速の滑りが悪化したのはなぜですか?
長期無交換後の全量交換で内部スラッジが動いたことが原因として挙げられる事例があります。その場合は段階的な希釈交換や、CVTユニット自体の点検が必要になります。整備工場に状態を確認してください。
Q6. CVTフルード交換で直らない場合、次の修理はいくらかかりますか?
CVTフルード交換後も滑りや異音が改善しない場合はCVTユニット自体の損傷が考えられます。CVT本体の交換・修理費用はフルード交換とは桁が異なるため、費用と車両価値を比較して修理か買替かを判断することになります。詳しくは整備工場で診断を受けてください。